男性の育児休暇が推進され産後数カ月~1年程度の休業している父親が増えています。
育児休暇中は当然育児をしますが、復職後はどうでしょうか。
通常勤務に戻り朝早くに出勤し遅くに退社という状況に戻ることが考えられます。
そうのような状況になると平日は子供とのかかわりが少なかったり、最悪は子供の寝顔しか見れないということになりかねません。
今回紹介するのは、家族とのかかわりを大切にするために残業をやめて子供とのかかわりを増やそうというものです。
仕事優先という考えから家族優先に考え方を変えて家族時間を作っていきましょう。
私は第2子出産時に2カ月の育児休暇を取得しましたが、復職後は出勤日から通常業務に戻され家族時間が激減した経験があります。
残業の内容を考える
毎日残業をしないというのが理想的ですが、状況によっては残業するしかない場合もあります。
しかし残業しなくていいことを残業としてこなしている仕事はないでしょうか?
まずは自分の残業の中身から整理しましょう。
必要な残業とは
- 期限が迫っている業務
- 突発や緊急で発生した業務
会社によって残業量や内容は異なると思いますので必要な残業が何かと一概には言えませんが、通常業務において残業するべきは上記2つとします。
明らかに仕事に悪影響を及ぼすことが分かっていることは残業してでもこなすことを考えましょう。
不必要な残業とは
- 明日以降の先取りの仕事・準備
- メールチェック・タスクチェック
- 同僚との雑談など
不要な残業は今日やらなくてもいい仕事をやることです。
終業時間で帰れるのに、明日以降の仕事を効率的にするためについつい残ってしまうことはありませんか?
この考えは仕事をする上ではとても大切なことですが、早く家に帰ることを考えると不必要なことになります。
残業をやめることでできる家族時間
退勤時間の大小やリモートワークでそもそも自宅にいる人など事情はそれぞれありますが、ここでは17:30に自宅にいるものと想定して紹介しています。
夕方の外遊び
夕方に帰宅できれば季節によってはまだ日が高く外で遊ぶことができます。
夕方時間は子供にとっては退屈な時間になります。
それは夕食作りの時間となり夫婦どちらかは家事から離れなくなるからです。
この時間に父親が夕食作りか子供と外遊びをすれば家族みんなにメリットが生まれます。
今回は父親が子供と外遊びをすることで紹介しますが、庭で遊ぶことや近所の公園に行くことで子供に楽しんでもらうことができます。
我が家は徒歩3分のところに公園があるので夕方から行っています。
遊具や砂場でしっかり遊んでご機嫌になってます。
夕食を一緒に食べる
子供が小さいうちは夕食時間も大変な時間になります。
- 離乳食・普通食を食べさせる
- こぼしたごはんの掃除
- 汚れた服の着替え
離乳食に始まり普通食でも食べさせてあげないといけない時期があります。
子供自身で食べるようになっても、こぼしたごはんの掃除や着替え、食器洗いとやることは多いです。
大変なことも多いですが、せっかくの夕食ですから家族で食卓を囲むよう心がけましょう。
お風呂に一緒に入る
お風呂は子供と特にかかわれる時間のひとつです。
なぜならお風呂にあるもので子供と過ごすしかすることがないからです。
これはいい意味ですよ(笑)
つまり子供としっかり向き合う時間があるということです。
子供と言葉遊びをしたり、水でっぽうや風船遊びをしたり毎回長風呂になります。
子供を早く寝かせようとするのでお風呂の時間はおのずと早い時間になってきます。
早く家に帰ることで子供と関われる時間になりますね。
一緒にテレビを見れる
一緒にテレビを見ながらゆっくり過ごすのもいいものです。
内容は子供向け番組やYoutubeになり大人としては物足りない内容ですが、家族で座ってテレビを見るのはなにものにも代えがたい幸せを感じます。
一緒に見なくても子供は集中モードになるのでその間を一人の時間や夫婦の時間にするのもありです。
ちなみに我が家はYoutube解禁しています
残業をやめるために
上記で紹介した必要な残業でもやり方によっては残業しなくてもいいようにできます。
残業をやめるためには今までと同じやり方をしていては変わることはありません。
強い決意
兎にも角にも「残業をしないんだ」という強い決意が必要です。
精神論のように聞こえますが、残業して仕事を進めることを考えていると残って仕事をすることが当たり前になってしまいます。
まずは自分が変わらなければ業務状況が変わることはありません。
とはいえ自分だけが変わっても限界があります。
完全に残業をゼロにすることは難しくても「週〇日残業なし」「〇〇時までには退社」と目標を決めて業務に取り組む姿勢が大切です。
仕事中の無駄時間の削減
仕事中の無駄時間はありませんか。
最近はリモートワークやリモート会議が推進されていることで、移動時間削減の効果が大きいです。
これだけでも数十分から1時間以上の効果はあると思いますが、他にも無駄時間はあると思います。
- スマホ休憩
- タバコ休憩
- コーヒーブレイク
- 昼寝休憩
ここでも無駄時間は過剰に休憩していませんか?ということを言っています。
適度な休憩は必要と思いますので削減する必要はありません。
私の経験上残業をしている人に多いのが、日中の休憩が長く終業時間になってから仕事を始める人です。
さっきタバコ休憩に行ってきたのに今はコーヒーブレイクをしている、という人をよく見かけます。
無駄時間を削減したいのであればこのような休憩時間は削減する方向で考えた方がいいです。
上司への相談
最終手段としては上司への相談です。
上司も人によりますので一概には言えませんが、強い決意の元残業をなくす業務調整をお願いしましょう。
最近では育児休暇に前向きな会社も多いですから、子育て中の残業についても配慮してもらえる可能性があります。
これは権利のひとつですので思い切って相談してみましょう。
まとめ
当たり前のようにしていた残業をなくすと毎日の家族時間が驚くほど多くなります。
まずは自分が残業をしないと決意し、家族時間を増やしましょう。
以上!
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