【1年間の体験談】年子でよかった育児・大変だった育児を紹介

育児ノウハウ

子供を作るときに上の子と下の子の年齢差は気になるところですよね。

我が家は学年で2歳差にしたいなーと思っていましたが、色々あって1歳10か月差の年子の姉妹がいます。
年子になると分かったときは『育児が大変になるんじゃ?』『養育費が集中的に必要になるんじゃ?』といった心配がありました。

あれから1年!
次女が1歳の誕生日を迎え2人の育児を振り返り、よかったことと大変だったことをまとめてみました。

みなさんの年子育児の参考になれば嬉しいです。

この記事はこんな人におすすめ
  • 年子の育児を始める人
  • 子供の年齢差を考えて妊活している人

年子とは

年子とは1歳違いの兄弟または姉妹のことを言います。

学年が1つ違いであれば年子というイメージがありますが、実際は1歳11か月になるまでに下の子が産まれるとその2人は年子の関係になります。
そのため産まれる時期によっては学年が2つ違っても年子の関係にある子もいます。

ちっち
ちっち

我が家は1歳10か月離れていますが、学年が1つ違いなので分かりやすい年子です。

年子でよかった育児

最初の1年で感じた年子でよかった育児は次の項目です。

年子で良かった育児
  • 赤ちゃん返りを感じない
  • 生活スケジュールが似ている
  • 服やおもちゃが継続して使える。
  • 支援センターで2人とも楽しんで遊べる

ひとつずつ紹介していきますね。

赤ちゃん返りを感じない

年齢差に関わらず下の子が産まれることで心配になるのが赤ちゃん返りですね。

赤ちゃん返りとは

幼児期の子ども赤ちゃんのような行動をするようになることをいいます。
2~3歳ころに弟妹が産まれると上の子がこのような行動がみられます。

年子でも赤ちゃん返りがないとは言いませんが、ほぼないか赤ちゃん返りを感じません。
なぜならまだ1歳であり赤ちゃんと大きく変わらないからです。

赤ちゃん返りを感じるときは
「1人でごはんを食べれたのに食べない」
「着替えを親にしてほしいとせがむ」
「オムツを卒業したのにお漏らしをする」

といった自立したはずの行動が自立前に戻ったときです。

ちっち
ちっち

一度子供自身でできるようになったことにまたお世話が必要になると親はストレスですよね。

我が家の場合、上の子は1歳でしたのでミルクや授乳こそ卒業していましたが、それ以外1人でできることは多くありませんでした。
そのため基本的に2人の赤ちゃんを相手にしていることが当たり前で『うわ!赤ちゃん返りしてる、大変だ!』と感じたことはありません。

また赤ちゃん返りをさせないために大切にしていたことは上の子の相手を先にすることです。
よく言われることですが、下の子が産まれるとその子の相手ばかりになり上の子が寂しい思いをして赤ちゃん返りします。
とはいえ下の子は赤ちゃんですので授乳もありお母さんが目を離すことが難しいです。
そこで父親である私は常に上の子の相手をすることで寂しい思いはさせないようにしていました。

ちっち
ちっち

ここでは育休をとったことが活かせました

支援センターで2人とも楽しんで遊べる

乳幼児の子供と親が他の親子や先生と交流する場所になります。
支援センターによって異なりますが、0歳~4歳の子供たちが遊べます。
市町村の保育所等のスペースを無料で遊ぶことができます。
支援センターの詳細はこちらの関連記事を参照してください。

年齢だけ見ると3歳差でも問題ないのでは?と思うかもしれませんが、支援センターは幼児向けの施設ですので3~4歳くらいの子供たちにとっては遊びがものたりなくなっている感覚があります。
そのため年齢が近いことで一緒に支援センターに行けることがメリットです。

年子であればまだ幼くそれぞれが楽しめる遊びをしますので見ていて上の子が退屈する様子はありません。

ちっち
ちっち

我が家の場合まだ2歳1歳なので一緒に遊ぶことはないですが、もう少し成長すれば一緒に遊んでくれるかなと期待しています。

生活スケジュールが似ている

出産直後こそ生活スケジュールは全然違いますが、夜泣きがなくなってくると兄弟姉妹で生活スケジュールが揃ってきます。
我が家の場合生後6か月を過ぎたくらいで昼夜の感覚が身につき生活スケジュールが合ってきました。

生活スケジュールが似ていてよかったと思うのは、遊ぶ内容が似ていることとお昼寝の時間がだいたい一緒になるところです。

遊ぶ内容が似ていることについては、一緒に支援センターに行けるところです。
これは前述していますが、午前中は支援センターに行くというスケジュールが出来上がります。

お昼寝の時間が一緒になるのは親にとって休息がとれてとても助かります。
こちらも子供が大きくなると上の子は体力がありお昼寝せずに遊びますが、下の子はお昼寝タイムに入るので遊ぶことも寝ることもできない時間が発生します。

これがなかなか辛い時間なんです。
遊んであげたいけどお昼寝の邪魔になってしまう、お昼寝したいけど寝てくれないといったパターンです。

一緒に寝てくれる、一緒に寝れるこれはとても貴重な時間で年子ならではと思います。

服やおもちゃが継続して使える。

子供の服やおもちゃのかかる費用はかなりの金額になりますよね。
服の場合は子供の成長ですぐに着れなくなりますし、おもちゃで遊ぶ期間も長くはありません。

せっかく買うのであればお財布事情なども考えて長く使ってほしいですよね。
子供が小さいうちは中古であってもお下がりであっても喜んで使ってくれます。
下の子に使ってもらうことで服とおもちゃの費用はかなり抑えられています。

ちっち
ちっち

ちょっと下の子に対して申し訳なさを感じますが、その分違うところでお金をかけてあげます!

次の子のためと収納スペースの奥底にしまわなくてもいいところもメリットですね。
そうしてしまうと収納したことを忘れるか、次に出した時は収納中の臭いなどが気になって実際使うか悩む気がします。

年子で大変だった育児

最初の1年で感じた年子で大変だった育児は次の項目です。

年子で大変だった育児
  • 2人が泣き出すと手がつかない
  • 2人を連れてお出掛けが難しい
  • 2人にごはんを食べさせないといけない
  • 一時的に育児に関する出費がかさむ

ひとつずつ紹介していきますね。

2人が泣き出すと手がつかない

2人が泣き出したときはもう大変です。
どちらかが泣き出すともう1人も泣き出すなんてこともあります。
これはもうカオスな状態です。
どちらから対応してもなかなか収拾せず途方にくれることもしばしばありました。

これは年子育児をするのに避けては通れない道です。

2人を連れてお出掛けが難しい

これはいつも悩んでいます。

代表例が公園です。

上の子は公園で遊びたい年頃です。
下の子は外出できるようになっても公園では遊べません。
常にベビーカーか抱っこした状態です。

最初のうちはそれでも全然よかったのですが、赤ちゃんも成長すると自分で動きたくなるんですね。
ハイハイしたり自立するようになると「ベビーカーから降りたい」「抱っこから降ろして」のような状態になり長く公園にいられなくなりました。

じゃあ今日は帰ろうかと言っても上の子は遊ぶのをやめるはずもなく、下の子をあやしつつ上の子と遊ぶというしんどい時間が続きます。

これを経験すると「下の子が歩けるようになるまで公園は行けない」という気持ちになります。

ちっち
ちっち

これを解消するためには、公園に行くときは夫婦で行くのが一番いいですね!

一時的に育児に関する出費がかさむ

育児の出費が一時的に重なることは家計に響きましたね。
主はミルク代とオムツ代です。

ミルクは上の子が終わったところにまた始まるので当然ですね。
そして粉ミルクは高いんです。
2缶セットで5,000円前後しますから、これを2年間続けると30万円近くなります。

こちらの金額は完全ミルク育児で1年間過ごした場合にいくら費用がかかるのかを計算してたデータの引用です。

【生後〜1/2ヵ月の時】
15日(半月分)×80ml×7回×0.42円=3,528円

【生後1/2ヵ月〜1ヵ月の時】
15日(半月分)×100ml(80~120mlの平均値)×7回×0.42円=4,410円

【生後1ヵ月〜2ヵ月の時
30日(1ヶ月分)×150ml(120~180mlの平均値)×6回×0.42円=11,340円

【生後2ヵ月〜3ヵ月の時】
30日(1ヶ月分)×150ml(120~180mlの平均値)×6回×0.42円=11,340円

【生後3ヵ月〜5ヵ月の時】
60日(2ヶ月分)×200ml×5回×0.42円=25,200円

【生後5ヵ月〜7ヵ月の時】
60日(2ヶ月分)×200ml×5回×0.42円=25,200円

【生後7ヵ月〜9ヵ月の時】
60日(2ヶ月分)×200ml×5回×0.42円=25,200円

【生後9ヵ月〜12ヵ月の時】
90日(3ヶ月分)×200ml×5回×0.42円=37,800円

以上。
1年分を合計すると144,018円となります。

引用元:ミルク育児の費用は月いくら?完ミの場合の金額も計算してみた

オムツ代は2人分を続けていく形になりますね。
1か月1人5,000円というデータがありますので、月10,000円の出費が2年以上必要になります。
単純計算で2年合計24万円ですから大変な金額です。

あるママの例:産後1ヶ月の消耗品や消耗品以外の購入品の内訳

■消耗品
オムツ            21円/枚×7枚×31日=4557円

引用元:赤ちゃん育児はお金がかかる?オムツ代やミルク代など1ヶ月の費用と節約のコツ

2人にごはんを食べさせないといけない

ごはんを食べてもらうのも大変な育児ですよね。
1人にごはんを食べさせるのも大変ですが、離乳食が始まり2人になるとごはんの度に大忙しです。

基本的には下の子に離乳食、上の子に普通のごはんを作ってそれぞれにあげる格好になります。
お互いなかなか食べてくれませんし、手で掴むしこぼすし散らかすしもう大変です。
準備~ごはん~掃除~片づけをしていると1時間くらいはあっという間に過ぎてしまいます。

2人育児になることでもっとも忙しいの時間がごはんの時間といっても過言ではありません。

ちっち
ちっち

これ以外にも歯磨きもあり、離乳食後のミルクもあり、そして自分の食事もありますので時間は足りないですね。

結局年子育児はどうなのか?

私の結論はこれです。

年子育児はいいと思う

まず大変なこととしてあげたポイントですが、忙しさやお金のピークが重なって大変ですが後から楽になり時間が解決してくれることなので乗り越えれる問題と思います。

年子で1番よかったと思うのは、子供たちが一緒に遊んでくれるところです。
2人だけで遊ぶというのはまだ先のことになりそうですが、既にその片鱗を見せてくれています。
少なからずお世話にも協力してくれますし、助かるうえに癒されます。

そんな姿を見ていると年子でよかったなと心から思えます。

まとめ

今回は1年間年子育児をした体験談をもとによかった点、大変だった点をまとめました。
何歳差であっても子育ては大変だと思いますが、年子には年子の特徴があります。

少しでも同じ悩みを抱えている人たちの参考になれば嬉しいです。

以上!

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