私は子育て・家事・サラリーマンをしながら簿記2級を取得しました。
簿記の知識を得てから日々の考えることや行動が変わった!と思うことがあります。
例えばビジネスや金融に関わる書籍や記事を読むようになりました。
昔、人におすすめされるがままに読んだ「金持ち父さん、貧乏父さん」という書籍
意味がよく分からないな~と思ながら読み切りましたが、簿記の知識がある今ならしっかり理解しながら読めると思います。
このように簿記の知識があることによって以前と変わった!と思うことがいくつかあります。
今回は私の体験談から簿記の知識を得て人生が変わったことを紹介します。
簿記の勉強をはじめた理由
簿記を始めた理由は次の2つです。
- NISAを利用したかったが投資の知識がなく勉強したかった
- 会社の経営状況を知るために決算説明を理解したかった
簿記を始めた理由と取得までの過程はこちらの参考記事をどうぞ!
簿記の知識を得て人生が変わったこと
簿記の知識を得て変わったことは次の5つです。
- 早くに子供の教育資金対策ができた
- 会社の決算説明会に参加するようになった
- 家計の支出と収入の見方が変わった
- 人に会社の経営状況を説明できるようになった
- 金融書籍を進んで読むようになった
簿記取得以前の私ではほとんどできなかったことです。
早くに子供の教育資金対策ができた
元々簿記の勉強を始めた目的が子供の教育資金対策でしたので最初にやりました。
次のことをすぐに始めました。
厳密には簿記の勉強と並行してュニアNISAを始めました。
どこに投資するかはリベ大チャンネルに影響を受け、その内容は簿記によって理解できました。
私が影響を受けたYoutubeはこちらです。
ジュニアNISAは1年間で1人80万円の非課税枠がありますので、2人分2年分の非課税投資枠を使うことができとても満足しています。
ジュニアNISAとは
引用元:金融庁公式ホームページ
通常利益に約20%の税金がかかりますが、ジュニアNISAは非課税になるというメリットがあります!
会社の決算説明会を最後まで聞けるようになった
決算説明って何を言ってるのか全然分からない。
とりあえず黒字だから儲かってるってことでいいんだよね・・・
当初はこんな感じでした。
おそらく知識がない場合はみなさん似たようなものだと思います。
決算説明会への参加は案内があるので出ていましたが、正直何を言っているのかさっぱり分かりません。
しかし簿記の知識がある状態で参加すると、「あー今はここの数字を説明しているのね」「この収支は決算書のここに反映してあるのね」といった感じで説明についていけるようになりました。
これが私にとっては嬉しい成果でした。
ちなみに簿記3級をとったあとにも決算説明会に出ましたが、知らない単語が多すぎて説明についていけませんでした。
簿記3級は簿記における基礎知識になるので、ある程度大きな会社の決算説明だとあまり役に立たないという印象です。
なので決算説明を理解したいのであれば簿記2級までの内容は理解しておくべきと思います。
- 簿記3級のレベル
業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。
引用:商工会議所の検定試験
基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。
- 簿記2級のレベル
経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
引用:商工会議所の検定試験
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。
簿記1級は経営管理や経営分析ができ税理士や公認会計士を目指すレベルだそうです。
簿記1級は書店で教材を立ち読みして諦めました(笑)
ビジネス会計検定の知識を持つと更に理解が深まります。
金融書籍を進んで読むようになった
読書はあまりしない性分でしたが、金融書籍を進んで読むようになりました。
自分がお金持ちになる生き方や会社の経営状況を見極めるといった書籍の読書が最近のマイブームです。
仕事や子育ての合間に読んでいますが、1か月5冊は読んでいます。
おすすめの一冊は「金持ち父さん 貧乏父さん」です。
お金持ちになる方法、貧乏が嫌ならどう行動すべきか分かり易く説明してくれています。
ところどころで簿記の話になりますので、知識を持って読むとより分かり易いと思います。
こちらの本は有名でもあり自分の家計を見直すのにとてもおすすめなのでぜひ一度読んでみてください。
この本にもっと早く出会っていたら私の人生はかなり違ったと後悔しています。
読むなら若いうちに呼んでいた方がいいです。
家計の見方が変わった
支出と収入の見方が変わったのは、簿記の知識を身に付け読書するようになったからでもあります。
意識して資産を買うようになった
資産とはお金を生み出してくれるものです。
そして今まで資産を持っていない、買っていなかった!ということを痛感しました。
今まで買っていたものはお金を生まず、価値が下がっていく家や車を資産と思い買っていました。
出したお金より価値の低いものばかりを買っていてはお金は貯まりません。
私自身がお金持ちになれない典型でした。
資産がお金を生み出すものというのが分かってからは、インデックス投資や個別株投資にお金を回すようになりました。
そして月に1回証券口座を見てニヤニヤするといった感じです(笑)
以前は銀行口座を見ていたので見方が変わった大きな変化です。
固定費と変動費を分けて考えるようになった
簿記には固定費と変動費という考え方がありますが、家計にもこれを当てはめるようになりました。
そして固定費をできるだけ削りたいと考え、保険を見直したり、スマホプランを変えたりと色々模索しました。
以前から家計の見直しをしていたので月数千円程度の削減にしかなりませんでしたが、それでも見方を変えたからできたことだと思っています。
人に会社の経営状況を説明できるようになった
簿記の資格を取得したことと金融書籍を読んでいることは周りの人には言っています。
それ以降、「自分の会社の決算書を説明してほしい」とか「この会社に投資するのはどう思う?」などと聞かれることが増えました。
まだまだ素人の領域であるためどこに投資するかなどの助言はしないようにしていますが、決算書を見ての感想なら伝えれると思い説明してみました。
すると充分ではないと思いますが分かり易いと言ってもらえました。
説明するためには過去の決算書を見たり今回の決算説明をよく調べたりと時間はかかりますが、意外と好きな作業であることにも気づけました。
必要な知識を得るためには
私の感想では簿記3級は基礎の基礎なので、会社の決算などを見るにはまだ知識が足りないと感じました。
3級だけだと単純に知らない言葉が多く2級を勉強すると知らない言葉が少なくなってきます。
そのため簿記2級までは勉強しておくことがおすすめです。
簿記1級でないと分からない言葉もあるんですが、都度調べられるくらいの量なので全然問題なかったです。
簿記の知識を身に着けた人はこちら↓の教材がおすすめです。
図解入りで分かり易く私もお世話になりました。
簿記3級の教材も同じシリーズであります。
まとめ
今回は簿記2級を取得して人生が変わった体験談を紹介しました。
金融に関するインフルエンサーが簿記の知識は必須と言っていましたが完全に同意します。
ぜひ皆さんも簿記を勉強して金融の知識をつけてみてください。
以上!
コメント