子供もいるし家も買ったし将来のために資産運用したいな~
資産運用するには簿記の知識があった方がいいよ!
簿記って経理の人とかが持ってる資格だよね?難しそう・・・
私はこのようなやりとりから簿記の勉強が始まりました。
その時は投資に対する知識もなく、自分の会社の決算説明すら理解できない状態でした。
しかしYoutubeなどで投資の魅力を知り、投資をするために簿記の知識が欲しいと思うようになりました。
しかしこの時2歳と0歳の子供がいて仕事と家庭の両立をしている状態で勉強時間が確保できませんでした。
どうしても簿記の勉強をしたかった私は隙間時間を使って独学で勉強する道を選びました。
その結果、簿記3級を約2カ月、簿記2級を5か月の期間で合格することができました。
簿記二級合格できた😭
— ちっち (@chicchi19881) January 22, 2023
家事育児と仕事の隙間時間で独学勉強するの大変だったー!
教育資金を貯める投資のために勉強してたけど、区切りとして取れてよかった💮
結局投資は先に始めちゃったから取ったことにあんまり意味はないんだけど笑
今回は実際に行った時間の捻出方法と勉強方法を紹介していきます。
はじめに
簿記の魅力
簿記2級は事務系資格として汎用性が高く、履歴書に記載することで評価されやすいとされています。
私の場合は自分の仕事や転職活動に役立てることを目的として資格取得を目指したのではなく、投資のために簿記の知識を正しく理解することを目的としていました。
簿記2級を理解することで、会社の財務諸表を読めるようになったり業績が分かるようになったのが大きなメリットでした。
結果的に理解したことを資格取得で証明したいと思い受験をしましたが、最初は正しく理解できていれば資格取得はどちらでもいいという想いでした。
実績紹介
勉強期間:2カ月
勉強時間:2時間/平日のみ 合計:約80~90時間
勉強期間:5カ月
勉強時間:3時間/平日のみ 合計:約300~350時間
簿記の知識が全くない状態で4月に簿記3級の勉強を始め、翌年1月で簿記2級に合格しました。
簿記3級を取得し会社の第2四半期決算の説明を受けましたが、ほとんど理解できませんでした。
そのあとに簿記2級も知りたくなり勉強を再開しています。
勉強時間を確保するために
仕事と育児を両立している場合、勉強時間を確保することが最も大変です。
そのためには隙間時間を捻出して勉強を積み上げていきましょう。
会社での隙間時間を使う
会社での隙間時間は次の3つです。
すべてを活用すれば2~3時間の勉強時間を捻出できます。
通勤時間
通勤時間は読み書きが難しいためYoutubeがおすすめです。
おすすめユーチューバーはふくしままさゆきさんです。
テキストに書いていないことや実務に基づく知識を知ることができます。
分からないところや理解できないところで何度もお世話になりました。
私の場合すべての動画を見るには時間がかかり過ぎるため、見たいセクションだけ参考にさせて頂きました。
就業前・昼休憩・終業後
テキストと問題集で勉強する時間です。
この時間で勉強するためには断捨離が必要です。
業務を効率的に進めるために就業前のメールチェックやタスクチェックをしていましたが、すべてやめます。
休憩時間にはSNSやネットサーフィンをしていましたがこれもすべてやめます。
そうすることで会社時間でも勉強時間を捻出することができます。
大変な断捨離でしたが、将来の家計をよくするという想いをモチベーションに頑張りました。
こちらの記事も参考にしてください。
子供が寝てからの時間
子供が早く寝てくれればそこから勉強することができます。
この時間帯は静かに勉強することができますので集中して勉強できます。
母親に寝かしつけを任せて勉強するのは控えた方がいいです。
母親もやりたいことがある中で育児をしていますので、よく話し合って決めましょう。
1番勉強したい時間でしたが、子供が寝るのが21時を過ぎることが多く、寝かしつけしていると一緒に寝てしまうことが多く有効活用できなかったのがもったいなかったです。
基本家での勉強は諦める
子育て中の家庭であれば家で勉強するのは諦めましょう。
基本的に家で勉強する時間があるのであれば家事育児を優先しましょう。
家計をよくするのは家族のためです。
家族に負担をかけて家計をよくするのは本末転倒です。
独学での勉強方法
簿記3級からの勉強
まずは簿記3級から勉強しましょう。
簿記3級では基本的な知識と言葉を学ぶことから始まります。
一番最初につまづくところですが、簿記で使う用語は日常会話で出てこない言葉が多いです。
つまり最初にきちんと理解しておかないと間違った理解のまま勉強が進んでしまいます。
テキストでは充分に理解できない場合はYoutubeで細かい要点を確認しましょう。
自分に合った教材選び
教材はTAC出版のスッキリわかるシリーズをおすすめします。
とても分かり易く私もお世話になりました。
簿記3級はこちら↓
簿記2級は商業簿記に加えて工業簿記もありますのでこちらの2冊が必要です。
すっきりシリーズは文字よりイラストや図での説明が多く初心者向けと言えます。
テキストにも予想問題集がついており、テキスト⇒問題⇒テキストという勉強を1冊でできます。
テキストとは別に問題集も出版されています。
問題集では予想問題集9回分とネット試験予想問題集5回分が含まれており、これを繰り返し解くことで理解が深まります。
私が受けた試験は予想問題集が解けるようになっていれば問題なく合格する内容でした。
テキストで全てを理解しようとしない
テキストを読み込み正しく理解することは大切です。
しかしテキストで完璧に理解するまで読み込むのはNGです。
なぜならテキストに書いてあることは整った前提条件に対してその回答手順を書いてあるからです。
これはつまり基本は分かるが応用は分からないということです。
実際の試験はほとんど応用編という印象です。
基本を完璧に理解しても予想問題集に進むと全く分からないという状態になります。
早く理解したい場合は早く予想問題集に進むようにしましょう。
テキストは概要を理解する程度に抑えて早く読み切ってしまうことをおすすめします。
私は最初のテキスト読み込みにかなり時間を使いました。
結果的にテキストより問題集の方に時間をかけるべきでした。
予想問題集に時間を使う
テキストを読み終えれば予想問題集に進みます。
ここではしっかり時間を使います。
というよりは時間がかかってしまうことになります。
テキストで理解したつもりになっても予想問題集に進むと全く分からない問題がほとんどです。
問題によっては何時間もかかることがあります。
ここで完璧に理解できるまでテキストを読み込みましょう。
必要に応じてYoutubeで見直しを図るのも大切です。
ここからは予想問題集とテキストの反復作業を続けることになります。
予想問題集には書籍でついている問題集9回分とネットプログラム5回分があります。
まずは書籍9回分の予想問題集を解いていきましょう。
理由として書籍での予想問題集の方が難しい内容になっています。
先にこちらで慣れておけばネットプログラムは簡単に回答できます。
後述しますが、受験はネット試験をおすすめしています。
そのためネットプログラムはしっかり解けるようになりましょう。
誤記・読み間違いは気にしない
予想問題集を解いていると誤記や読み間違いが多発します。
得点が下がり悔しい気持ちになりますが、誤記、読み間違いはあまり気にしない様にしましょう。
簿記はとにかく数字をたくさん書きます。
8桁クラスの数字はたくさん出てきますし、試験時間を考えて回答しているとどうしても誤記や読み間違いが出てしまいます。
しかしこれは回答に時間がかかる最初だけです。
内容を理解して回答できるようになると時間に余裕ができて誤記、読み間違いが減ってきます。
回答が間違っているところは、解き方や考え方が間違っているところに集中して見直しましょう。
読み間違いがたくさんあり悔しい想いをしましたが、次は気を付けようくらいの気持ちでやるのがいいですね。
試験について
ネット試験がおすすめ
簿記3級2級の試験は、会場での試験とネット試験があります。
試験はネット試験をおすすめします。
試験日:6月・11月・2月(年3回)
会場:各都道府県商工会議所など
試験日:毎日~週1回程度(各テストセンターによる)
会場:各都道府県テストセンターなど
ネット試験は会場によってほぼ毎日受験できる場所もあります。
地方でも週1回は受験できる場所が多いため、気軽に受験できるところがメリットです。
またネット試験は試験終了と同時に合否判定がでます。
すぐに合否判定が出ることはすぐに気持ちが整理できるためありがたいです。
試験日を早めに決める
試験日は早く決めることでゴールを作っておきましょう。
簿記に限った話ではありませんが、ゴールを作らないとダラダラと続けて途中でやめてしまうことがあります。
簿記の場合はネット試験を活用することで不合格でもすぐに再試験することができますので、まずは試験日を決めてモチベーションを保つようにしましょう。
私は予想問題集を1周解いたくらいで試験日を決めました
簿記2級を取得して
簿記2級を取得して大きく変わったことが2つあります。
完璧に読めるわけではありませんが、決算説明会や読書の際に「こうゆうことが言いたいんだな」ということが分かるようになりました。
もともと簿記の知識が欲しかった目的を達成できたと思っています。
自分で投資すべきか否かを判断できることに自信を持つことができるようになりました。
本来の目的の達成もさることながら、今後金融リテラシーを知識をつける際にも知っていて損はない知識と思います。
まとめ
金融に関するたくさんのインフルエンサーが「簿記の知識は必要」と言われていますが、理解してみて完全に同意しました。
隙間時間を活用しつつ家庭のためにも自分のためにもぜひ勉強してみてください。
以上!
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