ある日の土曜日に妻の自由時間として1日外出している日がありました。
あらかじめ支援センターなども予約していて、ある程度1日の予定が決まっていたのでふとこんなことを思いつきました。
よし!今日は子供たちとテレビなし生活を送ってみよう!
我が家は娘二人で2歳と1歳です。
この子たちにテレビを見せないことは私にとっては負担が増えます。
しかし前々から子供たちにテレビを見せる時間が長いのでは?と思うことがあったため1日チャレンジしてみることにしました。
テレビなし生活の前提
テレビなし生活のスケジュールを紹介します。
ちなみに娘たちは自分でテレビをつけることができない年齢です。
1日のスケジュール
時間 | スケジュール |
---|---|
7時~8時 | 親起床・朝食準備 |
8時~9時 | 娘起床・朝食 |
9時30分~11時半 | 支援センター |
12時~13時 | 昼食準備・昼食 |
13時~15時 | お昼寝 |
15時~17時 | おやつ・子供遊び |
17時~18時 | 夕食作り |
18時~19時 | 夕食 |
妻の帰りが19時くらいと見ていましたが、思っていたより早く帰ってきたので夕食後はテレビ解禁になりました。
テレビなし生活をした理由
テレビなし生活をしてみようと思った理由を紹介します。
- テレビを見すぎている気がする
- テレビをつけてしまう習慣がある
テレビを見すぎている気がする
一日中テレビを見せることがないように普段から心がけていますが、子供はテレビを見たいとせがむことが多いです。
その都度見せる見せないで揉めるのも面倒なのでついついテレビを見せてしまいます。
テレビから離れるために外出する時間や支援センターに行く時間を作っていますが、雨の日や支援センターが休みの日はそれもできません。
結局はテレビを見せて1日が終わるということに
こんな生活でいいんだろうか・・・?
と不安を覚えていました。
子供は嫌がるかもしれませんが1日くらいならテレビなし生活をしてもいいじゃないかと思いました。
テレビをつけてしまう習慣がある
最近気づいたのですが、私自身もテレビをつける癖がついていました。
外から帰ってきたらとりあえずテレビを見せておく、ご飯を食べたらテレビを見せておく、お昼寝から起きたら、お風呂から上がったらなどなど。
とりあえずテレビを見せておくといった習慣が勝手に根付いてしまっていました。
テレビを見てくれていれば親も自由に動けるので助かりますが、テレビを見ていなかったらどうなるんだろうと疑問に思ったのもテレビなし生活をやってみようと思った理由のひとつです。
子供の生活の変化
いざテレビなしで生活をしてみると思っていたよりテレビを見たいとは言いませんでした。
普段の生活環境が良かったのかもしれません(笑)
テレビをつけないことで子供の行動がこんな形で変化しました。
- 自分で遊びを探すようになった
- 子供同士のかかわりが増えた
- 親についてくる頻度が増えた
自分で遊びを探すようになった
一番最初におや?っとなったのは長女の行動です。
普段は飽きてしまって見向きもしないおもちゃ箱をあさりだし、おもちゃをいくつか出して自分で遊びだしました。
普段ならありえない行動、というわけではありませんが、親からおもちゃを与えずに遊びだす姿に珍しさを感じました。
引っ張り出したおもちゃは買ったばかりのころよく遊んでいたこんなおもちゃでした。
このおもちゃは自分で電動工具(おもちゃ)をつかってねじ止めしてアンパンマンカーを組み立てるので長い時間遊んでくれました。
子供同士のかかわりが増えた
まだ2歳と1歳の娘たちであるため一緒に遊ぶということはあまりありません。
特に長女から次女を遊びに誘うことはまずないです。
よくあるパパママを妹にとられたといった感情があるのかもしれません。
それがどうでしょう!長女から次女へおもちゃを渡している姿を見ることができました。
今回の子供同士のかかわりはそれだけでしたが、普段の姿からすると大きな変化に見えました。
テレビがあるときはお互いテレビに集中していますが、それがない分相手にも意識がいくのかなーと思いました。
親についてくる頻度が増えた
一番の変化はこれです。
とにかくに親についてきます。
そして要望はたくさん!
- テレビが見たい
- 一緒に遊ぼう
- お外に行こう
- 何やってるの?
こんなについてくるかーというくらいついてきます。
普段どれだけテレビに子供たちを構ってもらっているか痛感しました(笑)
親の生活の変化
テレビを見せないことで親の生活にも変化が現れました。
いずれも負担がかかることが多かったですね。
- 子供たちから目が離せなくなった
- 子供と一緒にいる時間が増えた
- 支援センターのありがたみが改めて分かった
意外と子供たちを見ていなくてもいい
子供たちから目を離せなくなるかと思っていましたが、それほど見ていることもありませんでした。
部屋の中に危険なところがないことが前提ですよ
キッチンから子供たちを眺めていましたが、構ってほしいーとなる以外は部屋を移動したり遊んだりといい子に過ごしている時間が多かったです。
こうゆうときに部屋の中の危険を排除しておくと安心して目を離すことができますね。
- 子供の手の届くところに危険なものを置かない
- 家具や壁にはコーナーガードを設置
- 子供がひっくり返しそうなものは置かない
コーナーガードは切ったり貼ったりできるこれがおすすめです。
子供と一緒すにいる時間が増えた
これは当然のことですね。
一人遊びが上手でない年頃ですので遊んで欲しいという状況が続きます。
とにかく3人でおもちゃ遊びをしていました。
この日は支援センターに行ったのですが、その時間や家での時間はおもちゃ遊びと外遊びをしていた感じです。
大人にとっては長い時間するとなかなか精神をすり減らす時間でした。
支援センターに早く行きたくなる
支援センターは元々ありがたい施設だというのは分かっていましたが、テレビなし生活をしているとよりありがたいなと感じました。
そして家でずっと遊ぶと親1人で大変なので早く支援センターに行きたいと思いましたね。
テレビがないのは支援センターも同じですが、やはり大人が1人か複数人かで全く違いました。
子供から少しの時間でも離れることができるのが大きいです。
支援センターは365日開いていてほしいです(笑)
支援センターの活用についてはこちらの関連記事を参考にして下さい。
子供にテレビを見せないメリット
メリットは1つです。
捉え方でデメリットにもなりますが、私個人的にはメリットかなと思いました。
- いつもより親に甘えてくる
いつもより親に甘えてくる
子供たちにとってはやはり暇なんでしょうね。
いつも以上に抱っこにおんぶに寄ってきます。
私は子供に甘えられるのが好きなのでメリットとしていますが、人によっては捉え方が違うかもしれません。
子供が甘えてくるのも小さいうちと思えばより甘えてくるのはウエルカムです(笑)
※ただし時と場合による
子供にテレビを見せないデメリット
テレビを見せないデメリットがこちらです。
普段どれだけテレビに頼っているかが実感できました。
- 家事がはかどらない
- 1人の時間が限りなくゼロになる
- 家にいることが苦痛になってくる
家事がはかどらない
家事はまったくはかどらないですね。
遊び相手になる時間が増えますし、家事の途中で横やりが入ってくることが多いです。私の場合子供に遊ぼうと言われるとあまり断れないタイプなので頻繁に作業中断してました。
親が集中したいときには子供も何かに集中してくれているととても助かりますね。
そのためにはケースバイケースでテレビの力を借りたいところです。
最強の助っ人はテレビでYoutubeですね!
1人の時間が限りなくゼロになる
1日だけとはいえ1人になりたい時間はやはりあります。
しかしそんな時間はなくなりました。
テレビを見てくれているときは少くても1人時間を作っていました。
この時間にスマホでYoutubeをラジオ感覚で聞くのが好きだったのですが、どこにいても子供たちがついてくるようになってしまったためそれができなくなってしまいました。
子供たちにYoutubeを解禁していますが、スマホで見てほしくないので基本子供の前でスマホYoutubeはしないようにしてるんです。
わずかな癒し時間も失われると精神的な負担は大きかったです。
トイレのときに扉をドンドン叩いてくるのはやめてほしいですね。
娘二人同時に相手するのが難しい
2人が一緒に遊んでくれればいいのですが、娘たちは年齢的に一緒に遊んでくれません。
そうなると2人から遊ぼうとお誘いがきます。
そして片やブロック遊び、片や抱っこしてほしいみたいになるので体が2つ欲しい状態になります。
普段の育児でもこのような時間はありましたが、テレビがないとずっとこの時間が続くのがしんどかったです。
1日だけと割り切って2人の相手をしていましたが、こんな生活を続けられないなというのが正直なところでしたね。
まとめ:テレビなし生活をすることはない
結論として普段からテレビなし生活をするのは無理ですね(笑)
子供たちに遊びを覚えてもらうためや体を動かしてもらうためにテレビ時間を減らすことはいいことと思いますが、全くなしにすると日常生活が成り立たないというのが感想です。
特に家事をする時間はテレビの力を借りないとやってられません。
- 料理
- 掃除
- お風呂
今後も要所要所でテレビの力を借りていきます。
以上!
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